本校の国際交流プログラムの一つである「福高オックスブリッジ研修」が、今年度も無事に終了しました。平成24年度から続くこの研修は、『高い志と広い視野をもち、将来世界で活躍する福高生の育成』を目的に実施されており、今年度は20名の生徒が参加しました。
在英国日本国大使館では、事務参務官の方から「世界に視野を広げ、挑戦を恐れず、多様な考えを受け入れることが大切だ」との貴重なお話をいただきました。また、ロンドン大学訪問では紅林教授の講義を受け、第一線で活躍される先生の姿から「常に新しい目標を持ち続ける生き方」を学ぶことができました。
オックスフォード大学・ケンブリッジ大学では、現地の学生との交流や、自ら準備した研究テーマのプレゼンテーションに挑戦しました。質疑応答やディスカッションを通して、英語で自分の考えを伝える難しさと同時に、国境を越えて学問を語り合う楽しさを実感することができました。生徒たちは、相手の知識や発想の豊かさに大きな刺激を受け、さらに努力しようという意欲を高めていました。
さらに、ホストファミリーとの交流や、大英博物館・自然史博物館の見学を通して、文化や歴史に触れ、教科書だけでは学べない多くのことを体感しました。10日間という短い期間でしたが、生徒たちにとって一生の思い出となる経験となりました。
今回の研修で得た学びを、これからの学校生活や進路選択にしっかりとつなげ、将来はグローバル社会で自らの力を発揮できる人材へと成長してくれることを期待しています。





