ESSとは、English Speaking Societyの頭文字をとったもので、英語や国際文化を楽しもうと活動している部活です。普段の活動では、ALTのアンナ先生と英会話の練習をするだけでなく、AIを活用して英会話をしたり、部員同士で英語でディスカッションしたりして、実際の国際交流の場に活かせるように活動しています。ESSの主なイベントとしては、留学生交流会と、福高祭があります。留学生交流会では、西南学院大学の留学生を本校にお招きして、日本文化を体験してもらったり、福岡県、福岡市、福岡高校について、紹介したりします。フリートークの場面では、様々な文化的背景を持った留学生との意見交換、文化交流ができ、国際交流の良さを改めて感じます。福高祭では、毎年、英語劇をしたり、教室展示をしたりしています。昨年度は英語劇ではなく、”It’s a small world”と題して世界中の国々を紹介しました。また、季節的なイベントとして、ALTのアンナ先生とそのご家族、そして参加を希望する生徒や先生方もお招きし、クリスマス会を行いました!
部員の個人的活動では、1年生2人、2年生1人が英語スピーチコンテストに出場し、ハイレベルな大会でしたが、見事、2年生が、自分で作った原稿でスピーチする、言論の部で表彰されました!また、2年生の1人が福岡高校の特別研修であるオックスブリッジ研修に参加する切符を勝ち取り、イギリスの文化を肌で感じてきました。加えて、同じく2年生の1人がアメリカにある福岡市の姉妹都市へ、高校生訪問派遣団員として派遣されました!
上記のように、全員が留学経験のある2年生をはじめとして国際交流が好きという部員が、ESS独自のイベントはもちろん、英検等の検定やコンテスト、校外活動などのそれぞれの場で活躍しています。
【兼部について】2年生1人、1年生5人、他の運動部、文化部、委員会にも所属しています。
【活動頻度】 週2日(活動曜日は話し合って決めています)
【活動場所】 記念館3階、一番奥の右手の部屋です。
2024/12/26 ESS Christmas Party
12月26日にクリスマス会を開催し、ALTのアンナ先生、その妹さんとお友達をお招きして、イギリスのクリスマスを体験しました。
イギリスのクッキーやスナックなどのお菓子を食べながら、会話を楽しみました。音楽を流して何重にも包装されているプレゼントをまわし、音楽が止まるごとに包装を1枚ずつ剥がしていくパス・ザ・パーセルというゲームを行いました。また、イギリスで楽しまれているポーズゲームを体験しました。
日本のクリスマスの楽しみ方とはまた違った楽しみ方を肌で感じ、世界文化の違いに興味を持つことができました。参加してくださった生徒のみなさんもとても楽しんでいる様子が見られました。アンナ先生たちとの楽しい時間を過ごしたとても良いクリスマス会となりました。


2025/2/2 ESS×SEINAN Exchange Culture Event
2月2日に西南学院大学の留学生13名を本校に招き、国際交流会を開催しました。実施にあっては、茶道部、書道部の皆さんと、国際交流に関心のある一般生徒からも協力してもらいました。来日間もない留学生の皆さんに、日本文化の魅力を伝える有意義な交流会となりました。
交流会は3部構成で内容は以下のとおりです。
- 全体会…ESSメンバーによる福岡高校紹介プレゼンテーション
- 日本文化体験…茶道部、書道部、折り紙
- トーク・セッション…3グループに分かれてのフリートーク
福岡高校の紹介のプレゼンテーションでは、三大行事や部活動、そして福岡高校の誇る偉大な先輩方(大隅良典先輩、中村哲先輩、外尾悦郎先輩)ついて説明しました。
日本文化体験では、茶道部で実際にお茶とお菓子(博多通りもん)を召し上がっていただきました。書道部では、部員の皆さんが用意してくれたお手本の中から好きな漢字を選んでもらい、しばらく練習した後、色紙に清書していただきました。これはお土産として持ち帰っていただきました。
また、交流会後近くの神社で節分の豆まき見学をして、ラーメンを食べに行きました。あっという間に時間が過ぎて、お別れするのが名残惜しかったです。5月の福高祭で会えるのを楽しみにしています。



〈生徒の感想〉
・アメリカやヨーロッパなどの西南学院の留学生の方々と、英語を通して交流をすることで、留学生の方の母国の生活について知ることができました。また、留学生の方々が茶道や書道に触れて日本文化の魅力に浸り、楽しんでくださっているのを見て、やりがいを感じて嬉しかったです。
・留学生に自分の考えを英語で伝えることの難しさを実感しました。自分の言葉が留学生に伝わって、会話が弾んだときは嬉しかったし、また挑戦したいと思いました。
・東長寺では、留学生の方々が節分の豆まきを楽しんでいる姿がとても印象に残りました。また、日本に滞在している間に、節分以外の日本の行事も楽しんでほしいです。