第69回卒業式 (H29.3.4) ~守・破・離~
福岡高校69回生も、いよいよ卒業の時を迎えました。391名の卒業生たちはこの3年間、福岡高校で様々な経験を重ね、学業の面だけでなく人間的にも大きく成長し、逞しくなりました。今年度は福岡県総合体育大会において本校が福岡県の総合第1位に輝き、見事に「文武両道」を体現する結果を残してくれました。その姿は、後輩達にも大きな刺激と感動を与えてくれたことでしょう。
当日はご来賓の方々をはじめ、非常に多くの保護者の皆様にもご来場頂きまして、誠にありがとうございました。
卒業生答辞では、生徒代表の山野智寛くんがこれまでの学校生活の思い出を振り返ると同時に、
未来に向けて69回生の新たな出発を誓いました。
クラスでの感動的なホームルームを終えたあと、卒業生たちは多くの在校生に見送られ・・・
全員が中庭にある「アンジェラスの鐘」を高々と鳴らし、本校での3年間の学びを締めくくりました。
後輩達や、お世話になった先生達と最後の挨拶を交わして・・・
最後は應援團のエールを受けて、卒業生は未来に向けて巣立っていきました。
69回生、卒業おめでとう!!
家庭クラブ「料理講習会」(H29.2.21)~心豊かなひととき~
4日間の期末考査終了後、調理室に集まった32名は、
ほうれん草のクリームパスタ
チョコレートスコーン を作り、舌鼓を打ちました。
今回は、1年生と2年生の家庭クラブ委員がレシピを選定、試作を行いました。家庭クラブ広報誌SMILEを掲示して料理講習会の募集を行ったところ、掲示後すぐに、申込みがありました。
料理講習会後、運営した家庭クラブ委員の反省会では、「レシピの選定が、参加者の調理レベルに適していて良かった。」「配付したレシピの注意事項がわかりやすかった」「試作は、当日の1班分の量で行うと、使用する器具や注意点がわかるはず」「調理台の片付けを点検する係りが必要だ」などの、次回にいかせる意見が出ました。
次回の活動は、新学期始業式のフラワーアレンジメント講習会です。
第69回予餞会 ~飛燕~ (H29.1.17)
予餞会とは、福岡高校の三大行事(文化祭,体育祭,予餞会)の1つで、今まで福岡高校を引っ張ってくれた3年生を送り出す会のことです。今年度も福岡サンパレスで実施されました。
『飛燕』とは、飛んでいるツバメのことで、ツバメは「幸運を運んでくれる・より良い方向に導いてくれる鳥」として知られています。この予餞会を通して、3年生が更に飛躍し、来たる春に望みを成就することができるようにという願いが込められています。
予餞会実行委員長 山崎千裕さん(香椎第二中出身)より挨拶
3年生が福高の表舞台から引退し、代替り後、最初の行事である予餞会が1月17日に福岡サンパレスで行われました。今回の予餞会は「3年生の先輩方を応援する」ということを軸に、1・2年生全員で創ってきました。1・2年生のみなさんは3年生の卒業を認識する機会となりましたか?私は約3ヵ月間の準備を通して、3年生の偉大さに気付かされ、これからの福高は私たちが創っていかなければならないということを実感しました。今まで福高を導いて下さった3年生の先輩方にとって、今回の予餞会が有意義なものになっていれば嬉しいです。福高から新たな世界へ飛び立っていく先輩方を、心から応援しています。
最後まで夢に挑む3年生にエールを送ります!
頑張れ、69回生!!
家庭クラブ「特別養護老人ホーム訪問」(H28.12.20)~心豊かなひととき~
2学期終業式後、家庭クラブ委員が中心になり、特別養護老人施設 アットホーム福岡さんに生徒20名が訪問させていただきました。人生経験豊かな高齢者の方に失礼のないコミュニケーションの取り方や、心身の特徴を考えたレクリエーション、高齢者の方に喜んでいただけるクリスマス会を考えて、準備をしました。
今回は、入所者の皆さん40名と職員の方々を含め、50名近くの方々に迎えていただきました。7階ホールでのクリスマス会は、フリースタイルフットボールの実演、家庭クラブ委員有志のハンドベルとリコーダー演奏、吹奏楽団の演奏、ダンス、レクリエーションとして「脳トレ後出しジャンケン」を行った後、「赤鼻のトナカイ」を皆で歌いました。帰りに、各フロアーを彩る新年のカレンダーをお渡ししました。
クリスマス会後の生徒感想です。
「どのような反応をしてくださるのか正直不安でしたが、音楽に合わせてハミングしたり、身体を動かしたりしてくださる様子に感激しました。」
「“もっと大きな声でゆっくりしゃべって!”とおっしゃる方の言葉で、僕たちは声を大きくしたり、話し方を変えたり、いろいろ学ぶことができました。」
「ハンドベル“星に願いを”やダンスに合わせて手拍子したり、笑ったりしていただけて嬉しかった。」
「初めての訪問で緊張しましたが、楽しかったです。高齢者の方々の笑顔がこんなにも素敵なのだと知って、また行きたいと思いました。」
「いつもは関わることの少ない高齢の方々と交流することができて楽しかったです。また、相手に伝わりやすい話し方を考える機会になりました。」
学校に戻ったメンバーは、すぐに感想と次回に向けた改善を付箋に書いて、意見を出し合いました。
~次回に向けて改善すること~
「高齢者の方々の間に生徒が入り、コミュニケーションできる機会を増やす。」
「レクリエーションで出すイラストカードの色は、黄色よりも赤や青など遠くから見えやすいものが良い。」
「ご高齢の方にお話しする時は、笑顔でゆっくり、短く区切りながら話す。」
「円型に集まっていただいた真ん中でフリースタイルフットボールやレクリエーションを行うと良い。」
1時間弱のクリスマス会でしたが、経験が一つ増え、豊かな感性、コミュニケーション力、企画力に刺激をいただきました。
アットホーム福岡の皆様、本当にありがとうございました。
家庭クラブ「料理講習会」 (H28.11.25) ~心豊かなひととき~
4日間の期末考査終了後、調理室に集まった41名は、
ささみときのこのホイル焼き
かぼちゃのクリームパイシチュー
チョコレートブラウニーを作り、舌鼓を打ちました。
今回は、1年生の家庭クラブ委員がレシピを選定、試作を行いました。家庭クラブ広報誌SMILEを掲示して料理講習会の募集を行ったところ、掲示した翌朝には定員を超える応募が有りました。
忙しくても、楽しむことに貪欲な福高生。本日の料理には、ALTの先生も加わって、英語でのおしゃべりにも花が咲きました。
料理講習会後、12月末の特別養護老人ホームに伺うための準備として、ハンドベルやダンスの練習を行いました。多彩な能力を出し合いながら、人との繋がりが広がる家庭クラブ活動です。
本日の料理講習会の感想 「皆で楽しく料理ができて楽しかったです。」「新しい友達もできました!」「ブラウニーがフォンダンショコラになったり、シチューがきつね色になったりしました。」「失敗が大きな勉強になりました。他のクラスの人ともコミュニケーションをとることが出来て、美味しい楽しい講習会でした。」「パイシチューが温かくて美味しかったです。」「シチューは、シチューの素を使って作っていました。パイ包みなんてクオリティーの高いものが出来るか不安でした。でも、想像以上に美味しくて、手作りでもこんな風にできるのだと感動しました!!」
次回の料理講習会は、学年末考査の最終日です。
中学生体験入学 (H28.10.23)
今年度は中学生・保護者含め、計1316名の方に本校の体験入学にご参加頂きました。保護者の方々には、お忙しい中おいでいただきまして、本当にありがとうございました。
当日はまず、各中学校ごとに分かれて懇談会を行いました。出身中学校の先輩たちが、受験に向けてのアドバイスや、福高のことについてなど様々なことを話しました。
楽しい話もあり笑いも生まれ、明るい雰囲気で過ごしている様子でした!
その後、体育館にて全体オリエンテーションを行いました。
吹奏楽団による演奏 生徒による学校紹介
これだけ多くの方が体育館に集まる光景は圧巻でした。
全体会終了後、「ミニ福高祭」と称した文化部の展示発表を行いました。また、各部活動の見学に足を運んでいる中学生や、個別に進路相談をされている保護者の方々の姿も見受けられました。
少しは福岡高校について知ってもらえることができたでしょうか?今回の体験入学で福高に興味を持ってもらえたら嬉しいです。生徒・職員一同、来年度の皆さんの入学を心待ちにしています。
福高100周年を迎える記念すべき年を、私たちと一緒に過ごしてみませんか!
祝!大隅良典先輩ノーベル生理学・医学賞受賞!! (H28.10.4)
本校15回(1963年)卒業で、東京工業大学栄誉教授であられる大隅良典先輩が、10月3日にノーベル生理学・医学賞を受賞されました。日本人のノーベル賞の受賞は大隅先輩で25人目、生理学・医学賞の受賞は4人目となり、福岡県出身者としては初の受賞となりました。
受賞から一夜明けた4日、本校ではノーベル賞受賞の報告会を行い、全校生徒で先輩の偉業に対して喜びを共有しました。
生徒代表で、大隅先輩も所属していた化学部の部長に挨拶をしてもらいました。
「自分たちの先輩がノーベル賞を受賞されたことを、本当に誇りに思います。」と語りました。
應援團の指揮のもと、大隅先輩の快挙を全校生徒による拍手で称えました。
生徒は多くのマスコミから取材を受けていました。
ニュースに映った生徒もいるのかな??
今年度はこのノーベル賞だけでなく、リオ・オリンピックのラグビー日本代表に選出された福岡堅樹選手の活躍もあり、まさに『文武両道』を体現する先輩方の姿に生徒たちは良い刺激を受けたことでしょう。
なお、大隅良典先輩には来年度実施される福高100周年記念式典にてご講演を頂く予定となっております。100周年に向けて、福高の勢いは益々加速していきます!
【追記】
JR吉塚駅改札口付近に横断幕を設置させて頂きました。
体育祭 (H28.9.10) ~光華 1200の花が輝く瞬間~
去る9月10日、体育祭が行われました。
天候にも恵まれ、当日はたくさんの方々が来場されました!
ご声援ありがとうございました。
体育祭実行委員長 立石華菜乃さん(福間中出身)より挨拶
私たち69回生の夏が、この体育祭「光華~1200の花が輝く瞬間~」をもって終了しました。
この体育祭は他の三大行事(※文化祭,体育祭,予餞会が三大行事)とは大きく違って、多くの生徒が運営に携わり、最も多くの時間を費やして完成します。運営に携わった生徒たちは共に汗を流し、時には涙を見せながらも互いに協力しながら少しずつですが確かに成長します。そして、その生徒たちの熱い想いが他の生徒たちにも伝わり、福高全体が熱い想いに包まれた瞬間、フィールドに大輪の花が咲いたのを感じました。
福高の生徒は“行事”で成長します。勉強するだけでは成長できません。そして、自分の限界から一歩踏み出した人ほど立派に成長すると思っています。でも、それは自分一人では成し得ないことです。周りに支えてくれている“誰か”の存在を認識すること、その“誰か”を認識するのとしないのとでは大きく異なります。
いま、その“誰か”を認識できていますか?
私は、この体育祭を通じてその“誰か”を認識する大切さを改めて発見できたと思います。
この体育祭の成功に向けて、立石さんをはじめ多くの3年生が運営に携わり、先頭に立って福高を引っ張ってくれました。後輩たちはその姿を見て、先輩たちに強い憧れを持ってくれたことと思います。様々な人たちとの繋がりもでき、人間的にも大きく成長することができたと感じさせる素晴らしい体育祭となりました。
さて、ここからは福高の活気溢れる体育祭の写真を一部お届けします。
福高生の雄姿、とくと見よ!
今年の福高体育祭も、かけがえのない歴史の1ページとなりました。
この体育祭を超えるべく、福高生の挑戦はこれからも続いていきます。
福岡堅樹選手 壮行会 (H28.7.27) ~オリンピックでの活躍を祈念して~
リオ・オリンピック7人制ラグビーの日本代表に選出された、本校63回(平成23年)卒の福岡堅樹選手(現パナソニックワイルドナイツ所属)の壮行会が行われました。福岡選手は本校ラグビー部在籍時代からも、非常にスピードのある選手として全国の舞台で活躍されており、数多くの伝説を残されてきました。福岡高校百年の歴史の中でも、本校の卒業生がオリンピックの代表に選出されたのは福岡選手で2人目とのことで、この歴史的快挙に学校は大変盛り上がっています!
(※1人目は、1956年メルボルンオリンピックにボクシングの代表として出場された米倉健司さん)
生徒とハイタッチ(?)をしながら入場する福岡選手。そのガッチリとした
体格に生徒からはどよめきの声があがっていました。
校長による激励の挨拶 全校応援!
福岡選手は「スポーツの最高峰の舞台であるオリンピックに出場できて大変光栄です。日本のメダル獲得に向けて精一杯頑張るので応援よろしくお願いします。」と決意を述べられました。
オリンピックでの活躍を願っています!
頑張れ!福岡選手!!
(追記)博多駅コンコースにて
家庭クラブ「特別養護老人ホーム訪問」(H28.7.22)~心豊かなひととき~
終業式後、家庭クラブ委員が中心になり、本校パソコン教室で、事前学習会を行いました。
介護保険制度、認知症の原因とその症状について、事前に調べてきた知識を2人組でシェアしながら、理解を深めました。
続いて、高齢者の心身の特徴を考え、人生経験豊かな高齢者の方に失礼のないコミュニケーションの取り方や、高齢者の方に伝わりやすい自己紹介について考えました。言葉はゆっくり、はっきり、短くしゃべる。目線は、相手の方に合わせて会話する。
高齢者の方々との交流が上手くできるか、緊張しながら、いざ出発。
昨年度まで訪問させていただいていた千代パピヨデイサービスセンターさんの移転に伴い、今回は、特別養護老人施設 アットホーム福岡さんに訪問させていただけることになりました。まずは、大坪施設長から介護施設の内容や交流の心得、福祉業界が求める人材についてお話を伺いました。
各階のユニットに分かれて、2人組でお邪魔しました。デイサービスでは、通所者の方と一緒にレクレーションを楽しんでいました。しかし、特別養護老人ホームでは、入居者の方々の生活空間にお邪魔する形です。入所者の方、職員の方々に笑顔と温かいお声掛けをいただき、素敵な時間を過ごすことができました。
交流後の生徒感想です。
「会話の糸口がみつからない時は、とにかく笑顔で微笑み合うだけでした。高齢者の方の目は温かくて、それだけで心が和みました。」
「入居している方々とお話するのは不安だったけれど、とても優しい笑顔で迎えてくださって、嬉しかったです。」
「施設長さんのお話で、交流の時気を付ける“4つのない”=“驚かせない・急がせない・自尊心を傷つけない・否定しない怒らない”は、日頃のコミュニケーションでも大切なことだと思いました。」
「今日は、本当に参加してよかったと思いました。中学生の時に1週間、介護老人ホームに職場体験に行きました。やはり、職員さんは優しく、かっこよく素敵でした。高齢化が進む今、とても必要な仕事だと感じました。」
「戦時中、教科書も消しゴムも無い中で、勉強したお話。空襲警報が出たら、学校が放課になり、田んぼの稲や水路に身を隠しながら家路を急いだ話を伺いました。お話した帰り際に、“沢山勉強して、平和な世の中にしてくださいね”という言葉をもらいました。年長者のご苦労があって今の幸せがあるのだと思いました。」
医療、教育、法律…様々な進路を希望する福高生には、豊かな感性、異年齢との交流、コミュニケーション力が必要です。
快くご協力いただきました、施設長様、職員の皆様、ご協力ありがとうございました。
全国大会に進む部からのメッセージ ―登山部―
インターハイに進む,登山部からの意気込みのメッセージを紹介します。 |
「登山部は8月6日(土)から8月10日(水)まで、岡山県で行われる平成28年度全国高等学校総合体育大会登山大会に、福岡県代表として出場します。インターハイ出場に関しては、メンバーが準備を重ねてきたことはもちろん、多くの方々に様々な形で協力していただきました。福岡県王者として、メダル獲得さらには全国制覇を目指して頑張ります。」
登山部主将 境 悠作(男子CL)
「私たちは福高登山部史上初の女子チームです。装備もままならず、ユニフォームもない状態で大会に出場したこともありましたが、今では先生やOBの方々、部員など本当にたくさんの人々の力のおかげで、恵まれた環境で充実した登山ができています。全国でも感謝の気持ちと勝利への貪欲さ、強いチームワークといった私たちらしさでメダルをつかみとります!」
内野 玲菜(女子CL)
全国大会に進む部からのメッセージ ―陸上競技部―
インターハイに進む,陸上競技部からの意気込みのメッセージを紹介します。
7月28日(木)から8月2日(火)まで岡山市で行われる平成28年度全国高等学校総合体育大会陸上競技大会で、100m、400m、4×100mR、4×400mRの4種目に11人のメンバーで出場します。
メンバー全員が試合に向けて調子を上げており、リレーの出場メンバー争いも激しさを増していますが、各々が出場メンバーになれるように最後の調整に励んでいます。
大会では、すべての種目で決勝に進出することを目標に、特に4×400mRでは県大会と北九州大会を優勝した誇りを胸に全国制覇を目指して頑張ります。
応援よろしくお願いします。
陸上競技部 主将 吉田祥太郎
全国大会に進む部からのメッセージ ―放送室―
放送室が第63回NHK杯全国高校放送コンテストに出場します。
放送室からの全国大会に向けた意気込みのメッセージです。
全国大会でしか触れることができないレベルの高い作品やアナウンスから、より高い技術を学んできたいと思います。
山笠福高入り(H28.7.10) ~これが~博多の祭りだ!~
今年も博多祇園山笠の季節がやってきました。毎年恒例の、山笠福高入りが先日行われました。本校では千代流を迎え入れ、正面玄関前にて山笠の成功を祈願します。
事前に入念に水を撒き、山笠を迎えます。
17時30分頃…
「オイサ!オイサ!」の掛け声とともに、大勢の人たちが福高に流れ込んできます!
生徒たちは勢い水をかけ、場を盛り上げます!
そして・・・
校長先生が舁き山に乗って、颯爽と入場!凄いエネルギー!
山笠を間近で見たこともない生徒も多かったようで、その迫力に大変感動した様子でした。博多で生活する一員として、本校も山笠の成功を願って盛り上げて参ります!
家庭クラブ「料理講習会」(H28.7.5)~心豊かなひととき~
4日間の期末考査終了後、調理室に集まった35名は、担々麺、ポテトサラダ、ホットケーキを作り、舌鼓を打ちました。
今回は、アレルギーや宗教上の理由で食べられない食材を考慮しながら試作を重ね、レシピを作りました。材料計算、参加者募集ポスター作り、参加者班分け、料理指導を行ったのは、家庭クラブ委員のメンバー。家庭クラブ委員達は、行事の企画運営を通して、福高生らしく成長していきます。委員の大半は兼部をしています。食物部員がレシピ作りをサポートし、試作した料理を写真部員が撮影して広報誌に掲載します。持っている能力を引き出し合いながら、企画力・運営力を高めていく家庭クラブ活動です。
試食中の会話にも花が咲きます。「料理講習会の度にレパートリー(作ることができる料理)が増える!」「家では、作らないよね。」「自分で料理が作れることは大事なこと。」「大学で一人暮らしをする日も近い。」という声が聞こえました。
1年生学年遠足 (H28.6.17) ~深まる友情と絆~
「自立と協働を学ぶ体験学習」の一環として、今年度は1学年全員で能古島へ遠足に行きました。本来ならば大分県の九重にて宿泊研修を実施する予定でしたが、震災の影響で急遽予定を変更して行う運びとなりました。
事前に1年生から有志を募集し、集まった総勢12名の学年委員を中心に生徒主体で遠足の企画・運営を行いました。初めての1学年の大イベントであり、400名という多くの集団で行動するのは中学校では出来ない体験だったことでしょう。
フェリーに乗って、いざ能古島へ!
生徒代表挨拶
私たち1年生は6月17日(金)、能古島で学年遠足を行いました!
能古島渡船場からフェリーにゆられて約10分。能古島アイランドパークまで班別に分かれ歩くこと30分。
早くもお疲れの声が…
しかし、その後のレクレーション“クラス対抗大縄&クイズ大会”では、どのクラスも次の試合にコマを進めるため、団結した姿が見られ、とても盛り上がりました!お昼のBBQでは、クラスのみんなとの楽しいひとときを過ごすことができました(^_^)
遠足終了後には「楽しかった」「疲れたけど、団結力が強くなった」など、うれしい声をたくさん聞くことができました!
1年生学年委員長 田代美空さん(青葉中学校出身)
自然豊かで鮮やかな能古島
能古島では生徒が企画したレクレーションと、BBQで友人たちとの絆を深めました!
学年委員の努力もあり、遠足は無事に大成功で終えることができました。集団を動かすことの難しさも学び、この体験を通じてまたひとつ成長できました。これから福岡高校を支えていく1年生の活躍に乞うご期待!
3年生歌舞伎鑑賞教室 (H28.6.16) ~日本の伝統芸能に学ぶ~
去る6月16日(木)、3年生を対象に博多座にて歌舞伎鑑賞会が実施されました。福岡高校で毎年伝統・文化教育の一環としている行事です。この歌舞伎鑑賞会に関しましては、毎年同窓会からの支援を頂いて参加させて頂いております。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
事前に博多座の方に本校にお越し頂いて、歌舞伎についての概要を聞いてから当日を迎えました。博多座は本校から非常に近いため、生徒は全員徒歩で会場に向かいました。ちょっとした遠足のような気分になれました。
歌舞伎役者の迫真の演技に圧倒された様子でした。歌舞伎を見る機会があまりない生徒たちにとっては、とても新鮮な体験となったようです。勉強の合間の良い息抜きになったかな?
九州大会に進む部からのメッセージ(1) ~目指せ、インターハイ~
九州大会に進む陸上競技部とヨット部からの、意気込みのメッセージを紹介します。
(他の九州大会に進む部についてもお楽しみに)
「インターハイの出場権の獲得を目指し、一本一本をしっかりと走り通します。」
陸上競技部 部長 吉田 祥太郎
「3年間の経験を生かして、昨年度の九州大会で果たせなかった入賞を目指します。」
ヨット部 部長 川野 真依
「楽しんでいきます。」
ヨット部 井口 祐輔
江藤 愼平
家庭クラブ「絵本の読み聞かせ」「保育園実習」 (H28.5.27) ~心豊かなひととき~
4日間の中間考査が終わりました。寸暇を惜しんで勉強する福高生は、心豊かなひとときも大切にします。
考査終了後、調理室に集まった家庭クラブ委員メンバーは、絵本「のりまき」を読んで、その通りに作って食べました。絵本からそのまま取り出したような出来栄えに歓声があがりました。
ボランティア歴30年の一柳よりこさんの「絵本の読み聞かせ」「わらべうた」に心がほっこりしたところで、保育園児の年齢に合わせた絵本の読み聞かせ練習。
いざ、保育園実習へ。
生徒の要望により、昨年度から保育園実習を復活させました。快くご協力いただけたのは、本校東門正面の清水保育園。園長先生との事前打ち合わせも家庭クラブ役員が行いました。医療、研究、教育、法律・・・様々な進路を希望する福高生には、豊かな感性、異年齢との交流、コミュニケーション力が必要です。
清水保育園の江嵜園長先生、保育士の先生方、一柳よりこさん、ご協力ありがとうございました。
第69回福高祭 『六花 -儚い雪の華-』 (H28.5.14~15)
平成28年5月14日と15日の二日間にわたって、第69回福高祭が盛大に開催されました!
両日ともに天候に恵まれ、たくさんの方々にご来校頂きました。この場をお借りして御礼申し上げます。
福高祭実行委員長 照本香奈さん(粕屋中学校出身)より 挨拶
福岡高校の文化祭、「福高祭」は、毎年2日間行われます。一般公開を2日とも行うというのは、他校ではあまり見られない、福高ならではの大きな特色です。私たち福高生は、この2日間を通して大きく成長します。
「生徒自治」を掲げる福高では、行事の運営も生徒自身が行います。その運営の中心となる「福高祭実行委員会」は、およそ3ヵ月前から準備を始めます。その他の生徒は主に新学期が始まった後からの準備となりますが、各クラス団結して、「合唱コンクール」「クラス参加」の成功に向けて取り組み、その中でたくさんの困難が立ち塞がっても、それを乗り越えていく力を身に付けます。
入念な準備を重ね、いざ本番を迎えると、予想だにしなかったハプニングが次々と私達を襲います。1日目を終え、問題を2日目に持ちこさないように、私達は対応策を練ります。そして福高祭を終えた私達には、達成感が残ります。
福高祭が2日行われるからこそ、私達は大いに成長できます。自分たちで計画を立て、それを実行し、不備があったらそれを見直すという機会が与えられているからです。もし福高祭が1日だけの開催であったら、この機会はありません。1日目と2日目の間、この時間こそが私達を大いに成長させる時間だと思います。
行事の中にも、たくさんの学びがある。それが福岡高校です。そんな誇り高き福岡高校の福高祭という行事に深く関われたことを、私は誇りに思います。
今年の福高祭も、実行委員をはじめとする多くの生徒の支えがあって、無事に終えることができました。
さて、それでは当日の福高祭の様子をご紹介させて頂きます!
1年生は、予選を勝ち抜いた5組、6組、7組の3クラスが美しい合唱を披露してくれました。
今年の金賞は、1年6組『COSMOS』が受賞しました。
校内は華やかに飾り付けられ、中には仮装(コスプレ!?) をして勧誘をする生徒の姿もたくさん見られます。
普段勉強している教室も、この日はファンタジーの世界に早変わり!
文化部の成果発表や・・・
ダンス、バンド等の自由参加で福高祭を盛り上げます!
吹奏楽団の福高祭オリジナルステージは、開演前に行列ができる程の人気を誇るイベントの1つです!
一部のみの紹介となりましたが、その他にも様々な発表・イベントがあり、2日間では見尽せないと感じる程です。
来年は節目の第70回福高祭(福高創立100周年)となりますので、今年以上に盛大なものが創られることでしょう。
来年の福高祭(6月3・4(土・日)開催予定)もお楽しみに!
新入生オリエンテーション行事(H28.4.8~4.13) ~新入生よ、これが福高だ!~
1年生は入学してしばらくの間は、オリエンテーション行事を通じて福岡高校がどのような学校なのかを知ることとなります。
400名以上を収容できる講堂。まるで体育館のように広い!
こちらで学年のオリエンテーションや校歌の指導等が行われました。
部活動紹介の1コマ。福岡高校には19の運動部と 応援歌練習の風景。初めて新入生400名が1つになるとき!
21の文化部(同好会を含む)があります。
この時期は先輩たちも新入生の部活動の勧誘に一生懸命で、放課後にプラカードを持って勧誘をする2・3年生が多く見られます。また、部活動紹介においては、漫才等を取り入れて楽しい部活動の雰囲気であることをアピールするところもありました。どの部活動に入るかでこれからの高校生活は大きく変わってきます。積極的に様々な活動に参加して、自分の可能性を拡げていきましょう!
第71回 入学式(H28.4.7)
平成28年4月7日に、第71回入学式が挙行されました。井上拓夫校長先生に入学を許可された新入生400名は、晴れて高校生活のスタートを切ることとなりました。当日は生憎の空模様となりましたが、どのような困難にも立ち向かい乗り越えていく学年になってくれることを期待しています。第1学年主任の杉山先生は、この学年のテーマとして「原点回帰」を掲げました。本校は来年、創立百周年を迎えます。これまで先輩方が築いてこられた伝統を尊重しつつ、新しいことにも積極的に挑戦し、この福岡高校に新たな歴史を刻んでいけるよう精一杯励んでもらいたいと思います。
福岡高校総務 山野智寛くん(福教大付属福岡中学校出身) より 挨拶
1年生のみなさん、御入学おめでとうございます。
みなさんとお会いできる時を楽しみにしていました。
これから、三大行事を中心として様々な場面で関わっていくと思うのでよろしくお願いします。
ぜひ一緒に有意義な学校生活を過ごしましょう。
ところで、みなさんは「真の福高生」という言葉を知っていますか?
「福高生」は勉強だけだと思われるかもしれません。しかし、それは違います。
勉強はもちろん、部活動や行事など多くの人が本気で取り組みます。
何事にも熱心に取り組む「真の福高生」にあなたもなってみませんか。
福高には、あなたを成長させる環境があります。あとはあなた次第。
新たな自分を発見する大きな一歩をこの福高で踏み出しましょう。 |